試験内容
・スランプ試験

そのコンクリートの硬さを測定することをスランプ試験といいます。
試験方法はスランプコーン呼ばれる試験用の器具に固まる前の生コンクリートを一定の方法で充填しコーンを静かに引き上げます。するとコンクリートは軟度に応じて頂点が下がります。この頂点の下がりを測定し㎝で表します。下がる幅は15~18cmの間が一般的です。
・空気量測定

空気量測定器に生コンクリートを詰めて圧力を加え、空気量の数値を出し判断します。
JIS(日本工業規格)では、普通コンクリートでは「4.5±1.5%」が適正値とされています。
・塩化物量測定

JISの規定では「原則として、0.30kg/m3を規制値とし、購入者の承認がある場合には0.60kg/m3まで許容される」と規定されています。